マンゾウ

Manzou

(キャラクター: 万造)
カンナ村の農民。とがった頭と出っ歯を持つ、やや醜い男で、いつも何やかやと不平不満を言っている。侍の助けを望まず、現状維持を望む村人たちの非公式な代弁者となる。野武士との戦いの直前、万造は侍を野武士の偵察兵に売り渡そうとするが、勝四郎が偵察兵を殺害せざるを得なくなる。万造が裏切りを弁明するために村人の前に突き出されると、意外な擁護者であるキクチヨが彼を弁護する。キクチヨは、野武士と侍が村人に行うことの悲劇的なサイクルこそが、彼らを裏切り者や臆病者に変えるのだと説き、万造は絶望的な行動をとったことで責められるべきではないと主張する。カンベエは万造に、彼の家や村は真に彼のものではなく、野武士の所有物であり、彼らのために、そして娘のために戦うべきだと説得する。万造は最終的に侍の大義に忠実になるが、些細なことでも不平を言うことは決してやめない。