トッペイ

Toppei

(キャラクター: トッペイ)
トッペイの主な役割は、『バンパイヤ』(1967-69)の中心的なキャラクターとしてのものだ。これは、手塚が初めて悪役と人間の暗黒面に深く焦点を当てた物語であり、手塚自身が物語の中で主要な役割を演じた最初の作品として知られる超自然ドラマシリーズである。トッペイは満月の時に狼に変身する吸血鬼の一族の若い吸血鬼だ。彼と友人の手塚は、吸血鬼を研究する研究者たちと協力して、問題を治療しようとするが、残念なことにトッペイの変身はロック・ホームズの最初の不吉なバージョンである間久部緑郎に目撃され、彼はトッペイを自分の犯罪計画に利用しようとする。

序盤の短い衝突の後、間久部はトッペイの命を救うことになり、トッペイは彼に恩義を感じ、彼の犯罪を手伝い始める。この緊張はシリーズを通して続くことになる。トッペイは基本的に善良で優しい青年だが、不幸な出来事に巻き込まれてしまう。しかし、手塚はまた、この物語と動物への変身というテーマを使って、人間の潜在意識の暴力的な衝動を探求し、トッペイの中で動物的な本能が発揮されるのを見る。トッペイのキャラクターデザインは、手塚の他の物語にも登場する。例えば、『ブラック・ジャック』では、ブラック・ジャックが敵から逃れるために整形手術を必要とする友人に与える顔としてトッペイの顔を選ぶ(「相互扶助」、フランス語版4巻3号)。これは、彼が1号でロック(間久部)の顔を同じ目的で使用していることを考えると興味深い事実である。

(出典: Tezuka in English)