モクサン

Mokusan

(キャラクター:木佐貫)
木佐貫は、よく見かけるが、比較的マイナーな手塚スターである。中年男性で、概ね愛想が良く、のんきな性格だが、時折、大食いや怠惰に陥る。要するに、彼のキャラクターは「善意はあるが、いつも食事時に偶然現れる、ちょっとだらしない叔父」と表現するのが最も適切だろう。

デビュー作は『ある総合病院の物語』(1948)の「筑力アップク」だが、芸名が初めて明かされたのは『漫画大学』(1950)である。しかし、『ジャングル大帝』(1950-54)で、ハメッグの大食い仲間「カッター」を演じたことで、彼の公式芸名の有力候補として定着した。手塚のメモや資料にも、そのことが裏付けられている。また、『月世界のムーン』(1951)では「満月博士」としても登場し、以前はチルチルが演じていた役を引き継いだ。その他、いくつかのマイナーな役も演じている。