マンガ
僕が私になるために
Boku ga Watashi ni Naru Tame ni
★ 7.2
大学卒業後、ユナは数年間、事務の仕事をして過ごしていた。ある日、人生に欠けていた大切なものを追い求める中で、性別違和と診断され、新たな扉が開かれる。医療的な治療を受け、新しいメイクや服装を試すうちに、移行の過程がいかに孤独で困難なものであるかを痛感する。しかし2015年、ユナが性別適合手術のためにタイに渡航した際、兄弟や見知らぬ人々からのサポート、そして自身の経験を漫画で記録することが、彼女がさまざまな意味で癒し始めるきっかけとなる。正直で、時にはユーモラスな口調で語られるこの回顧録は、自殺願望、トランスフォビア、そして同時に苦痛でありながらも喜びに満ちた性別適合手術の経験など、デリケートなテーマから目をそらさない、漫画と詳細な散文の融合である。