アニメストリーミングサービスCrunchyrollが、ブラジルやコロンビアなどの一部地域で、新しいビデオプレイヤーの導入と同時に、ハードサブ(字幕)付きの新作アニメを配信していることがユーザーからの報告で明らかになりました。
ハードサブとは、映像に直接焼き付けられた字幕のことで、後から削除したり、表示をカスタマイズしたりすることができません。一方、ソフトサブは、映像とは別のファイルに保存されており、必要に応じて表示・非表示を切り替えたり、言語を変更したりすることができます。
ハードサブの導入は、アクセシビリティの面で問題があると指摘されています。文字の大きさや色、コントラストなどを変更できないため、視覚に障がいのある方や、好みの表示方法がある方にとっては不便です。また、字幕の修正に時間がかかる、スクリーンショットを共有しにくい、インターネット接続が不安定な場合に字幕の品質が低下するなどのデメリットも挙げられています。
Crunchyrollが今回のハードサブ導入をテストとして行っているのか、それとも本格的な導入に向けた第一歩なのかは不明です。Anime CornerはCrunchyrollにコメントを求めていますが、まだ回答は得られていません。
Crunchyrollは以前、ユーザーが字幕の表示・非表示を切り替える機能を削除しており、今回のハードサブ導入によって、ユーザーの利便性がさらに損なわれるのではないかと懸念されています。
なお、Crunchyrollは過去に、ユーザーの視聴履歴を第三者に開示していたとして集団訴訟を起こされています。