TVアニメ「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」の公式エイプリルフール企画として、「魔法少女になってもお隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」のアニメ化が発表され、メインビジュアルが公開された。
公開されたメインビジュアルには、ヒロインの椎名真昼が魔法少女衣装に身を包んだ姿が描かれている。もともと「天使様」と呼ばれるほどの完璧な美少女キャラクターが魔法少女に変身するというギャップは、ファンの間で大きな反響を呼んでいる。
「お隣の天使様にいつの間にか駄目人間にされていた件」は、佐伯さんによる同名ライトノベルを原作とするラブコメ作品。一人暮らしの大学受験生・藤宮周が、同じマンションに住む学校一の美少女・椎名真昼と交流を深めていくうちに、いつしか彼女に生活のすべてを依存するようになってしまうという甘々な日常系ラブコメとして人気を集めている。アニメ版は2023年に放送され、その丁寧な雰囲気と心温まるストーリーが好評を博した。
今回のエイプリルフール企画は、タイトルの長さというシリーズの特徴をそのままに「魔法少女になっても」という一文を頭に加えるというセンスが光る。真昼というキャラクターの持つ「天使のような完璧さ」と魔法少女というジャンルの組み合わせは、ある意味で非常に相性がよく、ファンなら思わずニヤリとしてしまう仕掛けだ。
毎年恒例となっているアニメ・マンガ作品のエイプリルフール企画の中でも、メインビジュアルまで丁寧に制作されているこの企画は、スタッフのファンへの愛情が感じられる。「どうせネタだから」と手を抜かず、クオリティの高いビジュアルで楽しませてくれるのは、作品への本気度の表れといえるだろう。
原作ファンにとっては、真昼の魔法少女姿という普段では絶対に見られないビジュアルが楽しめる貴重な機会でもある。本編では清楚で完璧なお隣の天使様として描かれる彼女が、コスチュームチェンジしてもなお絵になるというのは、キャラクターとしての強さを改めて証明しているとも言える。
もちろんこれはエイプリルフール企画であり、実際に魔法少女スピンオフが制作されるわけではないが、こうした遊び心あふれる公式企画が本編への関心を改めて呼び起こすきっかけになることもある。今後、本編の続報や新展開についても引き続き注目していきたい。