ナユタの小説を原作としたコミカライズ作品「拾われ弟子と美麗魔術師~ものぐさ師匠の靴下探しは今日も大変です~@COMIC」の第1巻が、4月1日にTOブックスから発売された。作画は犬崎とにおが担当している。
タイトルにもある通り、本作は「拾われた弟子」と「美麗な魔術師の師匠」という関係性を軸に展開するファンタジー作品だ。顔に呪いを受けた弟子に対して、師匠が治療としてキスをするという場面が早くも読者の注目を集めており、SNS上でも話題になっている。
原作小説はナユタによるもので、のんびりした師匠と弟子の日常を描きつつも、魔術や呪いといったファンタジー要素が絡み合う構成が特徴となっている。サブタイトルの「ものぐさ師匠の靴下探しは今日も大変です」からも、どこかユーモラスでほのぼのとした雰囲気が漂ってくる。
師匠と弟子という上下関係の中に生まれる親密さや、呪いという重い設定をキスという行為で癒すという展開は、ファンタジーとロマンスを絶妙なバランスで組み合わせた近年の人気ジャンルそのものといえる。特に師匠キャラクターが「ものぐさ」でありながら弟子には真摯に向き合うというギャップは、キャラクター造形として非常に魅力的だ。
コミカライズを手がけた犬崎とにおの作画については、原作ファンからも期待の声が上がっている。小説の持つ独特の空気感をどこまでビジュアルで表現できるかが、今後の巻を重ねるうえでの大きな見どころになるだろう。
師匠と弟子の関係性がどのように深まっていくのか、また呪いの謎がどう物語に絡んでくるのか、続巻の展開にも引き続き注目していきたい。