櫻井るな原作、雨原そよによるコミカライズ「よし、黒騎士な婚約者とは婚約解消して薬師になろう!」の第1巻が、2025年4月3日に発売された。
本作の主人公は伯爵令嬢のリリアーナ。彼女の婚約者は貴族学院で大人気の"黒騎士様"と呼ばれる人物で、周囲の誰もが羨むような相手だ。しかしリリアーナ本人はその婚約関係に縛られることなく、自由に薬師として生きることを望んでいる。婚約を解消して自分の道を歩もうと決意した彼女だが、肝心の黒騎士様はなぜか婚約解消どころか溺愛モードに突入してしまう、というのが物語の軸となる。
原作は櫻井るなによる小説作品で、コミカライズを担当するのは雨原そよ。近年、小説投稿サイト発の悪役令嬢・令嬢ものは数多くコミカライズされているが、本作はその中でも「自分から婚約解消を望む令嬢」という主体的なヒロイン像が特徴的だ。ありがちな"婚約破棄される側"ではなく、自ら動こうとするリリアーナのキャラクター性は、読者に新鮮な印象を与えるだろう。
このジャンルのツボを押さえつつも、ヒロインの目的が「婚約解消して薬師になる」という具体的な夢に紐づいている点がポイントで、単なる恋愛ものに留まらないストーリー展開が期待できる。黒騎士様がなぜ溺愛に転じるのか、その理由や背景が今後どう描かれるかが読みどころになりそうだ。
コミカライズ1巻の発売を機に原作小説の読者層にも改めて注目が集まっており、今後の続刊や展開が気になるところ。雨原そよの作画がキャラクターたちをどう表現していくか、続報を追っていきたい。