公開されたティザービジュアル第2弾には、東京の象徴ともいえるスカイツリーが印象的に描き込まれており、地球を舞台にした物語の広がりを予感させる構図となっている。また新たに公開された映像では、ヤマトが新宿の上空を堂々と飛行するシーンが収められており、見慣れた都市の風景とSFスペクタクルの融合という、シリーズならではの演出が健在であることを示している。
「ヤマトよ永遠に REBEL3199」は、2023年から展開しているリメイクシリーズ「宇宙戦艦ヤマト3199」の劇場版として公開されている作品だ。Production I.GやSatelightといった実力派スタジオが制作に参加しており、「宇宙戦艦ヤマト2205 新たなる旅立ち」の後を受けた物語として、ヤマトとその乗組員が新たな脅威に立ち向かう壮大なSFドラマが描かれている。
今回の第六章のサブタイトルは「碧い迷宮」。タイトルに込められた「碧い」という色彩表現が、海や惑星を想起させるとともに、乗組員たちが直面する「迷宮」のような困難を暗示しているようにも読める。外部の敵との戦いだけでなく、内部の葛藤や個人的な苦悩も描かれるというシリーズの特徴を踏まえると、このサブタイトルには複数の意味が重ねられているのかもしれない。
スカイツリーや新宿といった実在の東京ランドマークをビジュアルに取り込む手法は、宇宙を舞台にした壮大なスケールと、地球・人類という物語の根幹をつなぐ演出として非常に効果的だ。かつて「ヤマトよ永遠に」の名を冠した1980年の劇場作品でも、地球への愛と帰還が物語の核心にあった。現代の東京の景色を重ねることで、そのテーマが現在進行形の問いとして観客に迫ってくる。
原作ファンにとっては、シリーズを通じて積み重ねられてきたキャラクターたちの関係性がどのように結実していくのかが最大の関心事だろう。全26話の構成で描かれるこの物語は、第六章でどのような局面を迎えるのか。新映像やビジュアルからは断片的な情報しか得られないだけに、続報への期待はさらに高まるばかりだ。