TVアニメ「千歳くんはラムネ瓶のなか」の第2クールが、2026年内に放送されることが正式に決定した。第1クールは西野明日香編をもって先日最終回を迎えており、続きを待ちわびていたファンにとっては待望の発表となる。
第2クールのスタッフは第1クールから引き続き、監督を徳野悠我、シリーズ構成を荒川稔久が担当。アニメーション制作もfeel.が続投する。原作・脚本には原作者のヒロム自身も参加しており、原作への忠実度という点でも期待が持てる布陣だ。キャストも坂田将吾(千歳朔役)、岩見萌花(柊裕子役)、陽みやひな(内田結役)、長谷川育美(七瀬柚葉役)、大久保瑠美(青海陽役)、安済知佳(西野明日香役)と第1クールのメンバーが揃って続投する。
本作は、ヒロム原作・raemzイラストによるライトノベルを原作とした作品。主人公・千歳朔は高校で圧倒的な人気を誇るスクールカーストの頂点に立つ存在だが、担任教師から長期間引きこもる生徒の更生を依頼されたことをきっかけに、彼の「完璧な世界」が揺らぎ始める。一見するとチャラいハーレムものに見えて、その実は人間関係の複雑さや青春の痛みをしっかり描いた作品であることが、原作ファンの間では広く知られている。
アニメ化にあたってはfeel.が制作を手がけているが、同スタジオは「OreGairu(やはり俺の青春ラブコメはまちがっている。)」などの青春群像劇を得意とする実績を持つ。千歳くんが持つ独特の空気感、軽妙なノリの裏に潜む人間ドラマの重さを映像で表現するには、まさに適したスタジオと言えるだろう。第1クールではその期待に十分応える仕上がりを見せてくれた。
第1クールの締めくくりとなった西野明日香編は、原作読者からも特に評価の高いエピソードのひとつ。ここで一区切りをつけた上で第2クールへ続くという構成は、アニメとして非常に丁寧な見せ方だと感じる。原作の続きにあたる第2クールでは、千歳朔というキャラクターがさらに深く掘り下げられることが予想され、1クール目で彼の魅力に気づいたファンには特に見逃せない展開が待っているはずだ。
具体的な放送時期やPV、追加キャストなどの詳細はまだ明らかになっていないが、公式サイトからの続報に引き続き注目していきたい。