CLLENNのレーベル「コミックREBEL」と「コイパレ編集部」が合同で主催する「異世界漫画家オーディション」が、2025年4月1日より応募受付をスタートした。従来のマンガ賞とは一線を画す、作品投稿不要という異色のオーディション形式が早くも話題を呼んでいる。
このオーディションは、少年・異世界レーベルのコミックREBELと、女性向けレーベルのコイパレ編集部が共同で開催するもので、異世界マンガを一緒に制作してくれる作家を広く募集している。最大の特徴は、応募フォームへの記入だけで参加できるという点で、読み切りや持ち込み原稿といった作品の提出が一切不要なことだ。
通常のマンガ賞といえば、完成原稿を仕上げて投稿するのが当たり前。それだけに、「描きたい気持ちはあるけれど、原稿を仕上げる自信がない」「アイデアはあるが形にするのが難しい」と感じていた人にとって、この形式はかなりハードルが低く感じられるはずだ。
審査の対象となるのは作品そのものではなく、漫画家自身。つまり、実績や経験よりも、その人のポテンシャルや個性、異世界マンガへの熱量が評価される可能性が高い。プロ・アマチュアを問わず応募できるとされており、まだデビュー前の新人にとっても十分にチャンスがある間口の広さが魅力といえる。
コミックREBELは少年・異世界ジャンルを軸としたレーベルで、コイパレ編集部は女性向け作品を手がけてきた実績を持つ。この二つの編集部が手を組んだという点も興味深く、少年向けと女性向け、それぞれの視点を取り込んだ異世界作品が生まれてくる可能性がある。異世界というジャンルは現在もマンガ・アニメ市場で根強い人気を誇っており、新たな書き手の発掘に力を入れている姿勢が伝わってくる。
「異世界マンガを描きたい」という夢を持ちながら、完成原稿という壁に阻まれてきたクリエイターにとって、このオーディションはひとつの転機になりうる。応募の詳細や締め切りなど、今後発表される続報にも注目しておきたい。