2026年4月1日、KADOKAWAや小学館など各出版社から多数のマンガ単行本が一斉に発売された。異世界ファンタジーから日常系、恋愛まで幅広いジャンルの新刊が揃い、週の始まりにふさわしい充実のラインナップとなっている。
本日の目玉のひとつは、小学館から発売された高橋留美子「MAO」第28巻だ。「うる星やつら」「らんま1/2」など数々の名作を生み出してきた高橋留美子が描く大正浪漫×妖怪バトルの本作は、長期連載ながら根強いファンを持つ作品。最新巻では物語がどこまで進んでいるのか、ファンの期待は高い。
KADOKAWAからは異世界・悪役令嬢系の新刊が複数登場している。「役立たずと言われたので、わたしの家は独立します!」第8巻(黒野ユウ/遠野九重)、「歴史に残る悪女になるぞ 悪役令嬢になるほど王子の溺愛は加速するようです!」第7巻(保志あかり/大木戸いずみ)などがその代表格。悪役令嬢ジャンルは依然として人気が衰えておらず、それぞれ巻を重ねるごとにファン層を着実に広げている。
同じくKADOKAWAからは「図書館の天才少女(2)~本好きの新人官吏は膨大な知識で国を救います!~」(鈴よひ/蒼井美紗)も発売。「本好きの下剋上」以降、書物や図書館を題材にした異世界ファンタジーは一定の需要があるジャンルで、知識系主人公の活躍がどう描かれているか気になるところだ。
恋愛・BL系では「絡んだ心をほどいて触れて」(ニラカネユキ)、「酔いが満ちたら恋が来る」(斉藤)、「ラブ ユア アンコール!」(しっぽの北)など読み切りや短編系と思われる新作が複数並んだ。また「日下部課長の恋はやわらか」第2巻(あじた)のように、社会人恋愛を丁寧に描くシリーズの続刊もしっかりラインナップに入っている。
ほのぼの・日常系では、長寿人気シリーズ「はぴはぴ くるねこ」が第15巻・第16巻の2冊同時発売という豪華な展開を見せた。くるねこ大和による猫エッセイコミックの金字塔とも言える本作が、これだけの巻数を重ねてなお新刊を出し続けていることは、根強いファンの存在を証明している。
小学館からはもう1作、辻次夕日郎「スノウボールアース」第11巻も発売。SF要素を含む本格派の作品として、コアなマンガファンから支持を集めている同作が、どのような展開を迎えているかも注目だ。
新書館からは「がっこうのふわもこ日誌」第3巻(松本花)や「恋も愛も欲しくない」(金井桂)など、落ち着いたトーンの作品が揃っており、読み疲れたときにそっと手に取りたくなるラインナップとなっている。
4月という新生活のスタートにあわせ、各社が幅広いジャンルの作品を投入してきた今日の発売リスト。続刊の情報や今後の展開については引き続き追っていきたい。