DPNブックスが新レーベル「コミック エナブレイズ」を創刊、第1弾は伝説の英雄が返り咲く冒険ファンタジー

DPNブックスが新レーベル「コミック エナブレイズ」を創刊、第1弾は伝説の英雄が返り咲く冒険ファンタジー

DPNブックスが、青年向け冒険ファンタジーに特化した新レーベル「コミック エナブレイズ」を立ち上げた。創刊タイトルとして、渡辺暢原作・星井博文作画による「使い魔を探していたら伝説の英雄だとバレた件」がBookLive、ブッコミ、コミック.jpにて先行配信されている。

「コミック エナブレイズ」は、その名が示すように「心を燃やす(エナブレイズ)冒険ファンタジー」を集めることをコンセプトに掲げた新レーベルだ。青年向けという層を明確に意識しており、本格的な世界観と読み応えのある冒険譚を軸に作品を展開していく方向性が見て取れる。

創刊を飾る「使い魔を探していたら伝説の英雄だとバレた件」は、かつて英雄と呼ばれた男・ログが主人公。記憶を失った使い魔のペパーが何者かに攫われたことをきっかけに、ログは新人冒険者として再び剣を手にすることになる。過去の栄光を背負いながら、あえて素性を隠して冒険者稼業に返り咲くという設定は、いわゆる「隠れた実力者もの」の系譜に連なりつつも、使い魔との絆という感情的な動機が物語の軸になっている点が新鮮だ。

原作を手がける渡辺暢は、小説投稿サイトなどで人気を集めてきた書き手であり、こうしたWebコミカライズの流れはいまや業界の定番ルートとなっている。作画担当の星井博文がどのようにキャラクターと世界観を視覚化しているかも、読者にとっての大きな関心ポイントになるだろう。

新レーベルの立ち上げという観点から見ると、DPNブックスがこのタイミングで冒険ファンタジー特化のブランドを打ち出した背景には、ジャンル全体の根強い人気がある。異世界ファンタジーが一大ジャンルとして定着して久しいが、その中でも「青年向け」という切り口で差別化を図ろうとする姿勢は、単なるトレンド追随ではなくレーベルとしての個性づくりを意識したものと読み取れる。

今後「コミック エナブレイズ」がどのような作品ラインナップを揃えていくのか、そしてレーベルとしての色がどう育っていくのか、続報に注目したい。

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