TVアニメ「シュタインズ・ゲート」の放送15周年を記念したプロジェクトが始動した。あわせて、15周年を祝う描き下ろしビジュアルも公開されている。
今回公開された描き下ろしビジュアルは、15周年記念プロジェクトの幕開けを飾るものとなっており、7月には聖地・秋葉原での展覧会開催も予定されている。詳細情報については今後順次公開されるとのことで、続報が待たれる状況だ。
「シュタインズ・ゲート」は、5pb.とニトロプラスが共同制作したビジュアルノベルを原作とするSFアニメ。自称「狂科学者」の岡部倫太郎が、幼馴染の椎名まゆりやオタクハッカーの橋田至らと秋葉原の小さなラボで過ごすなか、「電話レンジ(仮)」と呼ぶ発明品が過去へのメール送信——つまり歴史改変——を可能にすることを偶然発見する。そこから物語は一気にシリアスな様相を帯び、岡部が過去の改変によって引き起こされた悲劇と向き合う姿を描いていく。
TVアニメ版は2011年に放送開始。WHITE FOXが制作を担当し、全24話という構成ながら、序盤のゆったりとした日常描写から中盤以降の怒涛の展開へと移行する構成は、多くの視聴者に「騙された」と言わしめた。現在でもアニメファンの間でスコア8.90という高い評価を誇り、「人生で一度は観てほしい作品」として語り継がれている。
15周年という節目を迎えるにあたって、今回の記念プロジェクト始動は多くのファンにとって感慨深いものがあるだろう。舞台となる秋葉原での展覧会は、作品の世界観と切り離せない場所での開催だけに、単なるグッズ販売イベントにとどまらない体験型の企画になることが期待される。岡部たちが駆け回ったあの街で、作品の歴史を振り返る機会になるとすれば、ファンにとってこれ以上ない贈り物だ。
原作ゲームのプレイヤーからアニメ勢まで、長年にわたって愛され続けてきた「シュタインズ・ゲート」。「エル・プサイ・コングルゥ」のセリフとともに、この15年間で積み重なったファンの記憶も展示の一部になるかもしれない。展覧会の詳細や今後の記念企画の続報に、引き続き注目していきたい。