妄執女と芥川 第1巻発売——1人のファンに執着するヤバい女作家と、それを利用するヤバい女編集者の異色コンビが登場

妄執女と芥川 第1巻発売——1人のファンに執着するヤバい女作家と、それを利用するヤバい女編集者の異色コンビが登場

妄執女と芥川
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鈴木二三江による新作マンガ「妄執女と芥川」の第1巻が、2025年4月7日にKADOKAWAのカドコミより発売された。

本作は、1人のファンに異常なほど固執する女性作家と、その妄執を巧みに利用しようとする女性編集者という、いわくつきの二人が織りなす物語。タイトルにある「芥川」とは作中に登場するキャラクターの名前で、その人物をめぐって繰り広げられる歪んだ執着と思惑が、本作の核心となっている。

「ヤバい女」という言葉がキーワードになっているとおり、いわゆる清廉なヒロイン像とは一線を画したキャラクター造形が特徴的だ。作家も編集者も、それぞれに欲や執念を抱えており、どちらが利用しどちらが利用されているのか、読み進めるうちに境界が曖昧になっていく構造が面白い。

出版・編集業界を舞台にした作品は近年増えているが、本作がユニークなのは「推し」や「ファン」という現代的な感情を、創作の現場と絡めて描いている点にある。ファンへの一方的な執着という、誰もが少し心当たりのあるような感情を、ここまで極端に、しかし笑えるような形で描き切っているのは、鈴木二三江ならではの筆力といえるだろう。

第1巻の発売を機に、今後の展開や続巻にも大いに期待が高まる。どちらの「ヤバい女」がより深みにはまっていくのか、続報を待ちたい。

妄執女と芥川 第1巻発売——1人のファンに執着するヤバい女作家と、それを利用するヤバい女編集者の異色コンビが登場

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