西園寺マヨイによる新作マンガ「君との恋はガード不能」の第1巻が、2026年4月7日にKADOKAWAのカドコミより発売された。
本作は、他人には決して見せられない「本性」を内に秘めた男女が、互いのそんな一面に惹かれ合っていくというラブストーリー。タイトルの「ガード不能」という言葉が示すように、どれだけ素の自分を隠そうとしても、相手の前だけは心の防衛線が崩れてしまう——そんな甘くてもどかしい関係性が描かれる作品だ。
現代のラブコメ・恋愛マンガにおいて、「裏の顔」や「ギャップ」をテーマにした作品は根強い人気を誇る。クールに見えて実は甘えたい、あるいは無愛想なのに相手の前だけ素直になってしまう……そういったキャラクターの二面性は、読者が感情移入しやすく、物語の緊張感を生む要素でもある。本作はそのど真ん中を狙ったような設定であり、ラブコメファンの琴線に触れる可能性は十分にある。
作者の西園寺マヨイがどのような作家かという点も、本作を語るうえで気になるところだ。繊細な心理描写や感情の揺れ動きを丁寧に描けるかどうかが、こうした「本音と建前」を軸にした恋愛作品の完成度を左右する。1巻の段階でどれだけキャラクターの内面を掘り下げ、読者を物語に引き込めるかが注目ポイントと言えるだろう。
カドコミからの刊行ということで、電子書籍との親和性も高く、手軽に読み始めやすい環境が整っている点も追い風だ。ラブコメ好きはもちろん、ちょっとひねりのある恋愛ものを探している読者にも刺さる一冊になりそうで、今後の巻の展開にも注目していきたい。