「クラメルカガリ」で注目を集めたクリエイターコンビが、また動き出した。塚原重義が原作を手がけ、彩naTsuが作画を担当する新連載「クラガリ隙路譚」が、4月7日よりマグコミにて連載を開始した。
作品タイトルの「クラガリ隙路譚」は、読んで字のごとく"暗がり"と"隙間の路"を組み合わせた造語のような響きを持ち、前作「クラメルカガリ」に続いて独特の語感と世界観へのこだわりが感じられる。公開されたビジュアルからも、独自の空気感が漂っており、連載開始と同時にファンの間で早くも話題となっている。
「クラメルカガリ」は、塚原重義と彩naTsuが組んだ前作にあたる作品で、その独特な世界観と画力の高さからコアなマンガファンを中心に支持を集めてきたタイトルだ。両者のタッグが生み出す作風は、ジャンルの枠に収まりきらない独自性が魅力であり、今回の新連載にもその路線が引き継がれることが期待される。
注目したいのは、前作から間を置かずに同じコンビで新連載を立ち上げたという点だ。通常、原作者と作画担当がタッグを組んで一作を完結させた後、再び同じ組み合わせで新作に挑むケースは、両者の信頼関係と創作上の相性の良さを示している。塚原重義の世界観構築力と彩naTsuの表現力が再び噛み合えば、前作以上のスケールの物語が生まれる可能性も十分にある。
掲載誌であるマグコミは、スクウェア・エニックスが運営するWebマンガサービスで、ジャンルを問わず意欲的な作品を多数ラインナップしてきた実績を持つ。そのプラットフォームで新たな連載がスタートしたことは、作品への期待値の高さを裏付けるものとも言えるだろう。
現時点では詳細なあらすじや設定は明かされていないが、公開されたビジュアルだけでも独特の雰囲気は十分に伝わってくる。前作ファンはもちろん、今作から初めてこのコンビに触れる読者にとっても、入り口として申し分ない連載スタートと言えそうだ。今後の話数が重なるにつれ、世界観の全貌が明らかになっていくことに期待したい。