星埜かなたによる読切作品「うつせみの片影」が、4月8日に少年ジャンプ+にて公開された。
親友の死と、夏の日の出会い
本作の主人公は、親友を亡くした少女・栞。ある夏の暑い日、学校へ向かうために駅へと歩く彼女が、そこで出会った少女との交流を描いた物語だ。タイトルの「うつせみ」とは、蝉の抜け殻や現世(うつしよ)を意味する古語であり、失われたものへの追憶と、今この瞬間の儚さを同時に示唆している。タイトルだけで、作品の空気感が伝わってくるような命名センスだ。
少年ジャンプ+の読切として注目
少年ジャンプ+は近年、読切作品の発表の場としても注目度が高く、ここから連載へと発展した作品も数多い。星埜かなたがどのような作家なのか、今回の読切がその筆致を広く知らしめる機会になるかもしれない。夏・喪失・少女というキーワードが組み合わさった本作は、爽やかさと切なさが同居する青春読切として、ジャンプ+読者の間でどのような反響を呼ぶか気になるところだ。
「うつせみの片影」は少年ジャンプ+にて現在無料公開中。星埜かなたの今後の動向とあわせて、続報に注目したい。